お肉百科
美味しいお肉の選び方
お肉の鮮度を見分ける一番のポイントは、色・艶です。
赤身の色がくすんでいないものを選びましょう。
部位で選ぶ
リブロース |
リブ」とは、英語のrib(肋骨、あばら)の意味、「ロース」は「ローストに適している部位」を語源とし、肩から腰にかけての背肉の部分の肉を指します。
具体的には、リブロースは、13本ある肋骨の7~10本目までの肋骨部の背肉のことをいいます。
赤身とサシのバランスが良くキメ細やかで見た目が美しく、お肉が持つ本来の旨みやわらかさ、見事なまでの霜降り、脂の甘み、どれをとっても美味しさNO1!まさに「旨みがつまった」牛肉の極みです。
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サーロイン |
サーロインはリブロースに続く背中の部位。
牛肉の最高級部位で「サー」はイギリスの騎士(ナイト)の称号、「ロイン」は、ロースと同じく「ロースト」を語源としており、ステーキ用として最も有名な部位です。
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肩ロース
(くらした) |
肩ロースは、肩から背中にかけての長いロース肉(背肉)で、最も頭に近い部分です。関西では「くらした」ともいいます。
きめ細かく、風味も良く、やわらかいのが特徴です。
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肩肉
(うで) |
肩肉とは、前肢の肩の部分です。関西では「うで」ともいいます。
よく運動する部分なので筋肉が多く、モモ肉に比べると霜降りの割合が多いのが特徴です。
見た目も鮮やかで、独特のジューシーな旨みが味わえます。
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肩肉
(ミスジ) |
ミスジは、肩肉の中でも肩甲骨の内側の部分の肉を指します。
肩甲骨の内側には、1頭で5キロ弱の肉がありますが、最高級の良いところは1キロ強しかとれず、幻の部位と言われるほど大変貴重な部位です。
美しいサシまわりと、脂融点が低い事から、口の中でとろけるような味わいをお楽しみいただけます。
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ランプ |
ランプは「ラムイチ」ともいい、モモの柔らかい部位のことです。
ランプとイチボに分かれ、ランプの下側(イチボ)を切り出した残りの部分をランプ肉と呼びます。
サーロインに続く腰からお尻にかけての大きな赤身で、モモ肉の中でも特に柔らかい旨みのある一番やわらかい部位です。
赤身の中にも適度な霜降りがあり、比較的いろいろ料理にあいます。
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内もも |
内ももは、後股の付け根の内側に位置する部位のことです。
牛肉の部位の中で、もっとも脂肪分が少ないので、あっさりしており、脂の苦手な女性やお年寄りにおすすめです。
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三角バラ
(カルビ) |
「バラ」はおなかの部位を指します。
三角バラ(カルビ)は前バラの中に含まれる部位で、サシが入りやすく極上カルビとして使用される、まさにバラの中の王様です。
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料理で選ぶ
ローストビーフ |
ローストビーフには、もも肉、イチボ、サーロインなどが使用されます。
もも肉で焼いたローストビーフは、冷えてからでも美味しくいろいろな料理にアレンジできます。
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焼き肉 |
脂身の多い部位や、赤身などの部位を用意すると様々な味をお楽しみいただけます。三角バラ、イチボ、ロースなどがおすすめです。
焼き肉やさんでの一番人気メニューは三角バラです。
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すき焼き
しゃぶしゃぶ |
リブロース、肩ロース、肩肉、ランプなどがおすすめです。
お好みの部位でお楽しみください。
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